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戦争準備より援助

 聖書の中の言葉です。
「あなたの敵が飢えていたら食べさせ、渇いていた
ら飲ませよ。」
 北朝鮮がミサイルの実験をしても、「核兵器を持
っている」と脅しても、それに対抗して軍備拡張、
戦争が出来るように法整備などと、戦争への道を
進んでいってはなりません。
 「十分な軍備が戦争抑止力になる」というのは嘘
です。たしかに一時は、そのように見えるかも知れ
ません。しかし、アメリカにしても、ソ連(ロシア)にし
ても、その武力によって、結局、どれほど多くの血
を流したことか。
 そして、恨みは、さらに増大して、次の世代に続い
ていきます。

 今、一番必要なことは、北朝鮮の飢えた人々に、
何とかして食料援助を届ける道をさぐり、その努力
をすることです。「それは、独裁政権を助けるだけ
だ」という考えもあるでしょう。 援助を届ける手段も
ないかもしれません。もし、なかなかそれが実現し
なくても、日本の人々が自分たちのことを考え、援
助の準備をしていてくれたと、後で気付いてもらえ
るように、本当に準備を始めることです。

 日本と戦争をしている最中に、アメリカ、カナダな
どでは、日本人のために祈り、献金を集め、日本語
を勉強し、戦後の日本を援助する準備をしていた人
々がいました。アメリカの政府には政治的な思惑が
あって戦後日本への食糧援助をしたのですが、政
府にしろ、特に民間において、純粋に人道的に考え
て、日本を助けようとした人々と、その活動があった
ことは事実です。

 わたしたちの世代は、アメリカの食糧援助によって
生き延びたのです。今、過去の体験と、反省を込め
て考えることは、政治的思惑なしに、北朝鮮援助の
努力をすることが、一番大切なことだということです。

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