話し合いながら生きていこう
一緒に、話し合いながら、生きていきましょ
う。
タック・長田(おさだ)秀夫
人は、一人では生きていけません。
何が無くても生きていけますが、人の仲間が
いなければ生きていけません。話をしなくて
も、自分の命が大勢の人に支えられていると
感じて、感謝をしていれば、生きていけるでし
ょう。
しかし、何よりも、人に必要なのは、人との
会話です。特に意味の有ることでなくても、
言葉を交わすことで、人の心は支えられ、満
たされます。
人の心の病気や、孤独の特効薬、または
補装具は、人との交流、会話です。
ともかく、何らかの形で、毎日人と会話をし
ましょう。ただのあいさつでも、他愛のない会
話でも、それが、わたしたちの心を、命を支え
るのです。
近年、店のおじちゃん、おばちゃんと挨拶を
交わすということがなくなってきました。家族
でも、ほとんど会話をしない家が増えてきた
そうです。
閉じこもっている人、勇気を出して、地域の
支援センターや、グループに出かけてみまし
ょう。キリスト教会の牧師に声を掛けてみて
下さい。また、教会を訪ねてみて下さい。
「いのちの電話」に電話をしてみましょう。
人間同士じゃありませんか。話しかけて、
嫌がる人もいるかもしれません。そういう人
には、あいさつだけにしておきましょう。
気軽に話しやすそうな人が、必ず、あなた
のそばにもいるはずです。ボランティアのグ
ループは、人と話をするのが好きな人々の
集まりです。趣味のグループや、社会に奉
仕するグループは、仲間をさがしています。
あなたも、ちょっと勇気を出して、人に声を
かけてみてください。人と人とが話し合いな
がら、支えあいながら生きていくのが、人間
の世界です。誰もが、話し相手を必要として
います。そして、あなたも、支えられるだけ
でなく、支える人になるのです。世の中は、
そういうものです。


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